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公的年金について考える

国民に何らかのアクシデントが生じた場合にも、生活が維持できるように設けられている公的保険制度。 健康保険、年金、健康保険、介護保険、雇用保険、労災保険などについてみてきましたが、国民生活の上で、非常に大事な制度であることをご理解いただけたのではないでしょうか。 しかし、とても身近で、困った時にセーフティーガードとなる制度でありながらも、多くの人がこれらの保険制度について、正確な理解はおろか、存在すら知らないという人も多いのが現状です。これらの制度を知らない理由としては、小学校・中学校といった義務教育でしっかり教わることもないことがあげられます。高校、大学、社会人になっても、自ら興味をもって勉強したり、日々のニュースに興味を持ったりしないと、理解する機会がないということもあげられます。特に若い人の場合は、病気などで苦しむケースも少なく、親のサポートを受けられるケースも多いため、関心が疎いといった現状があります。 このように、現在の日本では、公的保険制度についての教育がほとんど行われることがないため、「損」をしてしまっているケースがたくさんあります。たとえば、公的保険でカバーされる医療費があることを知らずに、病気やケガになったときの不安を軽減するために必要以上の民間の保険に加入しています。また、労災保険が下りるケースにおいても、自己負担で医療費の支払いを支払っています。また、公的年金には免除制度や猶予制度があったり、加入していなければいけない最低期間の存在を知らないが故に、年をとって働くことができなくなっても年金を受け取ることができない人もいます。このように、公的保険の制度について知らないが故に、損をしてしまうことがたくさんあるのです。 これは、公的保険に限ったことでなく、税金の支払いなど、行政サービスにかかわる情報は、自ら積極的に収集しなければ、「もらえるものがもらえず、支払わなくて済むものを支払ってしまう」ということが、よくおこります。公的機関による公的サービスに関する情報が分かりやすく(誰にでも目につきやすいように)開示されていない感も否めませんが、それを行政の精にしたところで、仕方ありません。ビジネスには情報が命であるように、個人生活においても同じことが当てはまるのです。 公的機関においても、財源が潤沢なわけではありません。積極的に公的保険を利用する人が少なければ、その分、負担が少なくて済むという考えもあるでしょう。だからこそ、賢くなること、そのために情報収集に努めることが必要なのです。

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